自己啓発と能力開発の違い
「自己啓発」と「能力開発」は混同されることがよくあります。
能力開発はちゃんとしたもの、自己啓発は怪しいものと決めつけて思い込んでいる方もいるとうかがいます。
本日は「自己啓発と能力開発の違い、アセスメントの役割」について詳しくお話していきます。
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人材アセスメントで得た結果は、個人の能力を効率よく伸ばすことに活用ができます。 結果に出る、強点や啓発点(弱点)といっても
・強点を伸ばすことと啓発点を克服することのどちらを先に行えばいいのか?
・どのように戦略を立て能力を伸ばしていくのか?
・本当に改善することはできるのか?
とお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方に向けて、個人向けアセスメントの結果を有効に活用するための【個人レベルで人材アセスメントを活用し能力を伸ばした実例集】を無料で公開しています。個人向けアセスメントを検討する際に、あわせてご活用ください。
自己啓発と能力開発の定義
能力開発と自己啓発の違いをお話しする前にそれぞれの定義を見ていきましょう。
自己啓発の定義は「本人が自主的に知識・スキルを身に付ける活動」
能力開発の定義は「個人の保有する能力を発見・整理し、その能力の効果性を発達させる体系的な取り組み」
能力開発と自己啓発は似ている部分もあり、よく混同されることがありますが、目的やアプローチには明確な違いがあります。
能力開発は業務に直結したスキル向上を目指すのに対し、自己啓発は自身の内面的成長を促すものです。
自己啓発と能力開発の特徴
では次に、それぞれの目的やアプローチなどの特徴を見ていきましょう。
能力開発とは特定の能力や技術を向上させるためのプロセスで、職場や専門分野でのパフォーマンスを向上させることが主な目的とされています。
研修、ワークショップ、実務経験などを通じて技術や知識を体系的に習得します。専門スキルだけでなく、コミュニケーションやリーダーシップなどもこちらに含まれます。
一方自己啓発は自身の成長や自己理解を深めることを目的とし、自己の潜在能力を引き出し、人生全般を充実させることが主な目的です。
読書、自己啓発セミナー、メディテーションなど多様な方法で自己を見つめ直し、心身を成長させる活動を含みます。
両者は相互に補完し合うことが多く、能力開発は自己啓発の一部として位置付けられることもあります。
それぞれの活動を通じて、異なる側面での成長が期待できます。
アセスメントはどちらに含まれるのか?
アセスメントは、主に能力開発の一環として位置付けられることが多いですが、自己啓発にも関連する場合もあります。
能力開発におけるアセスメントでは、具体的なスキル向上のための基礎データとして利用されることが多いです。
職務適性テスト、スキル診断、パフォーマンスレビューなどが挙げられます。
一方、自己啓発におけるアセスメントとしては、自身の成長を促すための自己理解の手段として使われることがあります。
自己分析ツールや性格診断(MBTIなど)を使い、自分の特性や傾向を知ることに使われます。
したがって、アセスメントは両方の活動に関与する要素と言えます。
人材アセスメントを活用し、能力を開発するには?
自己啓発、能力開発は、自分から能動的に受けられる人は残念ながらまだまだ少なく、人から勧められたから受けたという方が大多数です。
お勧めした人にとってはそのセミナー・研修があっていたのかもしれませんが、自分になにが必要なのか一緒に働いている人でその方をよくみている人でないとわからないと思います。
仮にわかったとしてもそれが正しいとは限りません。
そうならないために、必要なのか「人材アセスメント」です。
人材アセスメントとは?
人材アセスメントとは、組織における人材の適性やポテンシャルを評価するためのプロセスであり、その重要性は現代のビジネス環境においてますます高まっています。以下のページで、アセスメントの重要性を詳しく説明していますのでこちらもご覧ください。
人材アセスメントの重要性
人材アセスメントが重要になる理由は以下の3つです。
01
現状把握
アセスメントを通じて、個人の現在のスキルや能力の把握が可能になり、どの分野での能力開発や自己啓発が必要かを見極められます。
02
成長計画の策定
得られたデータを基に、個別にカスタマイズされた成長計画を作成することができます。
03
評価基準の明確化
自己啓発を促進するために、自らの成長を測る基準や指標を設定できるため、より効果的な自己成長が期待できます。
以上を踏まえ、能力開発と自己啓発の両方をバランスよく促進するためにも、人材アセスメントを受けることは非常に有益です。この機会に自分自身を見つめ直し、今後の成長に向けた一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
能力開発は能力の向上に焦点を当てているのに対し、自己啓発はより広い範囲での自己成長に関連しています。
その中で、人材アセスメントをうまく活用し、現状把握、成長計画を立てがら効果的に能力開発、自己啓発に臨まれると良いと思います。
これがないとただ単に受けるだけの無駄になってしまいかねないので、ご注意ください。
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・本当に改善することはできるのか?
とお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
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