
人事考課と人材アセスメントの違いを理解して成果を上げる

人事評価では、過去ー現在ー未来を評価されます。
人事考課は今の仕事や過去の評価などから昇進を検討しますが、人材アセスメントは未来や新役職での力を評価します。
新しいポジションに着いた時に、その人が同じように能力を発揮できるのか?また、今まで以上に能力を発揮できるのかはやってみないとわからない…というわけにはいかないと思います。
人事評価を上げるため、本記事では、「 人事考課と人材アセスメントの違いや、導入のメリット、さらにそれを個人の能力アップに活かす方法 」について解説します。
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人材アセスメントで得た結果は、個人の能力を効率よく伸ばすことに活用ができます。 結果に出る、強点や啓発点(弱点)といっても
・強点を伸ばすことと啓発点を克服することのどちらを先に行えばいいのか?
・どのように戦略を立て能力を伸ばしていくのか?
・本当に改善することはできるのか?
とお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方に向けて、個人向けアセスメントの結果を有効に活用するための【個人レベルで人材アセスメントを活用し能力を伸ばした実例集】を無料で公開しています。個人向けアセスメントを検討する際に、あわせてご活用ください。
目次
- 人材アセスメントでなぜ将来の可能性の評価を行えるのか
- まとめ
人事評価における人材アセスメントの役割とは?

以前の記事で人事考課について詳しく説明しましたので、今回は人材アセスメント(センター方式)をメインに解説していきます。
人事考課について気になる方はぜひ、以下の記事からお読みください。
人事考課は大別すると、業績・能力・情意の3要素で評価が行われます。
これに対し、人材アセスメントは人事考課で評価される業績部分は評価の対象になりません。
人材アセスメントでは能力部分を大きく対人側面と思考側面に、情意部分を資質側面として評価を行います。
ここで大切なことはあくまでリーダーやマネジャーとしての能力と資質をどの程度保有しているかということであって、担当者としてのものではないということです。
人事考課
人材アセスメント
業績
能力
情意
対人、思考スキル
資質スキル
人材アセスメントでなぜ将来の可能性の評価を行えるのか

リーダーやマネジャーは「人と組織を通じて」成果を上げることが期待されています。
人材アセスメントはリーダーやマネジャーが遭遇するであろう状況を演習課題として設定しています。
演習はテストではありませんから、正解があるわけではありません。皆さんの行動が表出しやすいように心理学的に設計されていますので、演習課題の個別の解答を求めても良い評価を得ることはできません。
また、一つの演習で示された行動ではなく、複数の演習で示された行動を再現性ある行動として評価しますので、全ての演習で力量を発揮する必要があります。
人材アセスメントに備え、準備をする

では人材アセスメントの準備はどのようにすれば良いのでしょうか?
人材アセスメントで評価される能力は、知識や特定の技術ではなく、習慣化された行動です。従って、普段からそのような行動を意識的に取ることが何よりも必要なのです。

例えば、
・会議で司会を担当する
・後輩に仕事を教える
・チームの課題を設定してみる
・一年間の業務計画を立案してみる
等です。
組織によっては、管理者の人事考課要素を公開しているところもありますから、それを入手し、日 常の業務で実践してみるのも良いでしょう。
人材アセスメントを活用しよう

しかし、我流で試みるよりは自分の現時点での能力レベルを客観的に専門家の診断を受け、効果的な実践計画を共に作ってもらうことをお勧めします。
自分の健康状態は自分では分かりませんから、定期的に健康診断を行う必要があります。また、その結果を活かすためには、生活改善や食事改善のアドバイスを専門家から受けますね。
個人向け人材アセスメントを活用して人材アセスメントに備えましょう。
弊社が提供する個人向け人材アセスメントについて
個人アセスメント研修は、人事コンサルタント歴40年以上、数多くの大手企業の人事や人材育成に関わる業界の1人者である株式会社アルゴオ、神谷先生に監修いただき、個人のベーススキルを正確に診断することができ、さらに啓発点も明確になるオンラインコースとなっています。
いつでも・どこでも・比較的安価にをコンセプトに3時間程度の研修をオンライン(zoom)で1:1で行うので企業での5分の1程度の値段で行うことができるようになりました。会社を休まなくても受講することが可能です。
JSBC個人向けアセスメント | 一般的な人材アセスメント | |
---|---|---|
1名 | 6-12名 | 受講人数 |
3時間 | 2日間 | 拘束時間 |
5,5万(税込) | 30-40万×人数 | 費用 |
オンライン(ZOOMが繋がればどこでも) | オフライン(会社指定の場所) | 開催場所 |
平日、土日祝10:00〜23:00で調整 | 会社指定 | 開催日時 |
まとめ
人事考課は昇給や賞与に、人材アセスメントは昇進・昇格に伴う給与や手当に影響があるのですからどちらも疎かにすることなく適切に対応していくことが必要です。
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人材アセスメントで得た結果は、個人の能力を効率よく伸ばすことに活用ができます。 結果に出る、強点や啓発点(弱点)といっても
・強点を伸ばすことと啓発点を克服することのどちらを先に行えばいいのか?
・どのように戦略を立て能力を伸ばしていくのか?
・本当に改善することはできるのか?
とお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方に向けて、個人向けアセスメントの結果を有効に活用するための【個人レベルで人材アセスメントを活用し能力を伸ばした実例集】を無料で公開しています。個人向けアセスメントを検討する際に、あわせてご活用ください。